こんにちは。リシェルの長澤です。
慢性化したニキビを放置してしまうと
この先、あなたの肌はどうなってしまうのでしょう?
まず、分かりやすくお伝えすると
ニキビは「肌にできた傷」です。

ニキビが作られる順序として
毛穴が皮脂で詰まると、空気が届きにくくなり「無酸素状態」が生まれます。
アクネ菌はこの環境が大好きで、みるみる繁殖し始めます。
アクネ菌が増えると肌の免疫が、
これはまずい!
アクネ菌をへらさねば!
と、免疫細胞が集結しアクネ菌を攻撃するための物質をたくさん放出します。
するとそこへ血液が集まり、赤み・腫れ・熱感が生じます。
これが「炎症」であり「赤ニキビ」が誕生します。
それに加え、免疫反応で生じた活性酸素がさらに周囲の細胞を傷つけることで、ダメージが広がります。
いわゆる「ニキビ跡」が定着してしまう。
ニキビを繰り返してしまう、
ニキビ跡も増えてきてしまった。
その状態を放置すればするほど
肌を元に戻すことは難しくなります。
そのうちクレーターといって
肌の奥にある真皮までダメージが加わると
凸凹と肌に穴が空いた状態や逆に盛り上がった固い肌になってしまう場合もあります。
見た目が悪くなってしまうことは勿論のことながら、
必然的に肌の触り心地も悪くなります。
なぜなら繰り返される炎症で肌がダメージを受け続けていると
肌の乾燥が進みゴワゴワ、ザラザラとした肌触りの肌に。
そして乾燥している肌は
紫外線や花粉、ほこり細菌などの刺激に弱くなり
痒みやヒリつきまでも出始めます。
最終的には長期間の炎症で血管が広がり、
赤ら顔が目立つようにもなります。
ここまで聞いたあなたはどんな行動をとりますか?
「改善するために行動しよう!」
と奮起するのか。
それとも、
「しょうがないよね…自分はこのままでも良いや。」
と諦めますか?
実際のところ、
過去は変えられませんが未来は変えられます。
放置してしまった時間は戻せませんが
これからのケア次第でいくらでも健康でキレイな肌を取り戻せます。
だから、ぜひ
1年後の自分が「やってよかった!」
と思えるようなケアを、
すぐにでも始めてみましょうね。